こんにちは
八百久青果の田村です。
暦の上ではもう立春なのに、まだまだ風が冷たくて寒いですね…。
先日、北海道産のほうれん草を取引先に納品する機会がありました。
こんなにも寒い時期なのに、北海道でほうれん草
ほうれん草って、かなり寒い地域でも出来るの?と疑問を持ちまして、調べてみたのです。
(市場の荷物状況を知らない私は驚いたのですが、実は意外と流通しているものなのだそうです。浜松は、北海道から距離がある関係で鮮度に関わる為、あまり市場に回らないのだとか…。)
調べてみましたら、なんと!
普通に栽培されたほうれん草以外に、
厳しい寒さを活用した美味しいほうれん草があるんです。
【寒締めほうれん草】と言って、出荷前まで育てたものを、あえてギリギリまで厳しい寒さに晒すことによって、ほうれん草の寒さに対抗する力を利用した栽培法で育てているんです。
この栽培法で育ったほうれん草は、葉に糖分や養分を蓄えてより美味しくなります。
ものによっては、ほうれん草なのに糖度がメロンやスイカに匹敵するそうです。
ほうれん草が甘いってすごいですよね!
これなら、苦味がお子さまとかでも美味しく食べて貰えそうです
今回、弊社から出荷したものは普通のほうれん草ですが、
もし【寒締めほうれん草】を見掛けたらぜひ食べてみたいですね。
参考