生産量日本一!静岡産アールスメロンの美しさの秘密。

生産量日本一!静岡産アールスメロンの美しさの秘密。

ギフト部畑谷です。


先日、取引先のバイヤーに同行して 袋井市にあるクラウンメロン支所を見学させていただいてきました!


温室メロン生産量日本一を誇る静岡県。
その中でも、袋井市は生産量No.1のまさにメロン王国です。


一口にメロンといっても色んな種類がありますが、静岡で生産されているメロンの主力は、アールスメロンという 網目のあるメロンで、クラウンメロン支所や、支所に所属する生産者さんも、独自の品種改良を加えたアールスメロンを栽培されています。


支所を訪ねると、スーツでビシっときめた大場販売部長が、自ら支所内の温室を回って案内してくださいました。
そしていろいろ説明してくださったお話の中でも最も印象に残ったのは・・・やはり静岡のアールスメロンの最大の特徴とも言える 美しいネットのはり方のお話。


【メロンのネットってどうやってできるの??】


アールスメロンって、実がつき始めた最初の小さい玉のときからネットがあるのではなくて、玉が成長していく過程で表面がひび割れ、それをメロン自身が修復することでできていくんです!



人間で言うところの“かさぶた”のようなもの??
実際ひび割れだしたころのメロンも見せていただきましたが、最初に玉の上の方と、下の方に水平方向に細かいひび割れが入り、次に玉の側面部分に縦方向の比較的大きいひび割れが入るそうです。



そして最後にまた横方向に細かいひび割れが入り、ネットが完成するそうですが、このひび割れの入り方がそのままネットの美しさを左右するため、ひび割れが入る時期のメロンの水やりは相当に神経を使われるそう。



生産者さんによっては、水やりの量の調節を、20段階くらいに細分化してコントロールされている方もあり、ものすごくものすごく繊細な管理をされているのだなぁと感動しました。


箱詰め作業中に うっとり見惚れてしまうほどの美しいメロン1つ1つの奥には、種まきから収穫まで100日もの間、気の抜けない作業を積み重ねて大切に大切に育ててくださった生産者さんの想いがあるのだなぁと思い、とっても胸が熱くなりました。

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